2001-05-08 号
丸川 珠代 (テレビ朝日アナウンサー)
みなさん、「朝まで生テレビ」って見てますか? 毎月最終金曜日の夜1時過ぎから放送していて、いまの日本と、これからの日本を考える上で大事なテーマを取り上げている討論番組です。ちょっと難しいかも知れないけど、これからいろんなことを考えて大人になっていくみんなには、ぜひ見てもらいたい番組です。
討論って、見ているとケンカみたいに思えるかも知れないけど、ケンカと討論は別のモノ。どっちが正しいとか間違っているとかではなく、世の中にはいろんな考え方や意見を持っている人がいます。それぞれに、納得できる部分とできない部分があるけど、それを言葉を尽くして話し合わなければ、お互いにわからないままでしょう? わからなければ、それこそケンカになってしまうけど、話し合ってみれば、お互いの納得できる部分を合わせた、別の考え方が生まれるかも知れません。より多くの人が納得できるルールや基準を作っていくためには、話し合うことってとても大切なのです。
「朝まで生テレビ」では、討論の答え、つまりその場での結論をむりやり見つけようとはしません。それをもどかしい、と思う人もいるみたいですが、答えってそんなに簡単に見つけられるものではないし、見つけたと思ってはいけないんじゃないか、と私は思っています。もちろん難しいテーマを取り上げていることもあるけど、大事な問題こそ、一つの方向を決めるのには、慎重にならなきゃいけないよね。異なる意見を持つ人の立場に自分を置き換えてみて、じっくり考えてみないと、自分だけにとって都合のいい安易な考えになってしまうんじゃないかなあ?
少し夜更かしになるけど、次回の「朝まで生テレビ」、ぜひ見てみてね!