

ヴィジュアリスト。高校時代に8ミリ映画を作り始め、大島渚ら映画監督に高く評価される。常に先鋭的な映像制作にチャレンジし、映像メディアのほかジャンルを超えた表現活動を続けている。
2001-10-19 号
手塚 眞(ヴィジュアリスト)
ニュースを見ていると、毎日が緊張してしまうね。
世界のあちこちで、悲しい事件や不幸な出来事が起きてる。たくさんのヒトが死んでしまったり、苦しんでいたり。
自分はこんなにノンビリしていていいのだろうか、とつい考えたりしない? あるいは、いつ不幸になるのかと、必要以上に気にして、暗くなったり。
不幸は、気分だ。そして伝染する。ひとりが不幸を感じていると、それはどんどん広がって、みんなが不幸になってゆく。 だから、いたずらにニュースで気分を落ち込ませないようにしよう。
世界中が落ち込みそうなときこそ、リラックスして自然に生きていたい。
それには笑顔を絶やさず、ささやかな幸せを感じることを忘れず、いま自分がやっていることに集中すること。余計なことに囚われず、気を回しすぎず、取りあえず身近なことにほんのちょっとの努力を。
そうすれば他人にやさしくする気持ちも自然に芽生えるし、何が起きても冷静でいられる。
政治よりも信仰よりも、気持ちが大切なのが人間だと思う。いかなるときでも世界とヒトとの関係は堅実で揺るがないものです。
慌てず騒がず、まずはラクーに行きましょう!