

ヴィジュアリスト。高校時代に8ミリ映画を作り始め、大島渚ら映画監督に高く評価される。常に先鋭的な映像制作にチャレンジし、映像メディアのほかジャンルを超えた表現活動を続けている。
2001-10-05 号
手塚 眞(ヴィジュアリスト)
半年の予定で始めた連載なんだけど、もうちょっと書いてという希望をいただいたので、続けようかな、と…。
ぼくの仕事の始まりは、ほんの思い付きだったり、人との出会いだったりというささやかなきっかけから起こることが多いので、あいまいさや偶然がとても大事。
でもひとたび始まると、何事も計画性をもって順番に進めないと落ち着かなくなる性格。だから途中で計画が狂ったり順番が変わったりすると、もおタイヘン。気になってイライラ。イライラしてくると仕事もうまく運ばなくなるし、まわりの人にもその雰囲気が伝わって、みんなでイライラ、悪循環になる。
だから最近はできるだけラクーに考えることにしてます。
なんだと、予定が変わった?! 許せん! って口では言いながら、アタマの中ではしょうがないよね、マ、なんとかなるサ、ぐらいに軽く考えている。
そう思っていると、いつのまにかちゃんと仕事が進んでいるモノなんですよ。
大事なことは、計画が変わってしまったときに、すぐ別のアイデアを考えられるかということで、それにはいつも気分がリラックスしていられることが一番。
気持ちを緊張して仕事に望むことも時には必要だけれど、基本はラクーな気分。
不真面目って、思わないでね。この連載も、もっとラクーにいきます。