

ヴィジュアリスト。高校時代に8ミリ映画を作り始め、大島渚ら映画監督に高く評価される。常に先鋭的な映像制作にチャレンジし、映像メディアのほかジャンルを超えた表現活動を続けている。
2001-08-24 号
手塚 眞(ヴィジュアリスト)
大人だと、仕事の後のストレス解消は、だいたいお酒かカラオケって感じかな。
ぼくはお酒はスキだけど、カラオケはやらないんです。歌がキライというわけじゃないけども、なんかカラオケの雰囲気が好きになれなくて。
本当に楽しいっていうより、みんなしょうがなくやってるって感じだものね。
無理やり盛り上がるっていうか、大勢で騒げばそりゃ嫌でも興奮するしね。
カラオケでリラックスできる人って、うらやましいと思う。ぼくはかえって緊張しちゃうな。順番とか、何を歌おうって気にしたりして。
一応ぼくは会社の社長とか取締役をやってるんだけど、カラオケも、ゴルフも、ギャンブルもまったくしない。そういうところでは、リラックスできないから。
飲み屋やバーに行ってリラックスする人もいるけど、ぼくは逆。店の人やホステスにこっちが気を使っちゃうから。彼女たちも仕事なんだし、大変そうに見えるし。
むしろ、知合いだけで静かに食事でもする方がずっと楽で、リラックスできる。
盛り上がったりしないで、落ち着きながらストレスから解放されるなら、それが本当のリラックスへの道かも。
ストレスの発散とリラックスは、必ずしもつながらないってこと。