

ヴィジュアリスト。高校時代に8ミリ映画を作り始め、大島渚ら映画監督に高く評価される。常に先鋭的な映像制作にチャレンジし、映像メディアのほかジャンルを超えた表現活動を続けている。
2001-08-17 号
手塚 眞(ヴィジュアリスト)
年々、夏が暑くなってゆく。これって地球温暖化?
暑いと体力も消耗するし、ついだらしなくなっちゃうよね。
服とかも、汗かくし暑いから、適当になる。何もする気がなくなって、だらけちゃう。でもそれって、リラックスじゃないんだよね。
ふだんならシッカリしているはずの人にとっては、シッカリしているのもリラックスしているうち。だらしないのはフダンのその人とちょっと違う。たとえばしっかり上着きてネクタイしていても、本人にとってそれが気持ちイイってこともあるんですね。そんな人はホントウは、真夏でもネクタイしっかりしていたいんだと思う。でも暑くてできないと、自分が保てなくなって、だらしなくなっちゃう。
街の中の道ばたによく座り込んでいる若い人がいるけれど、ちょっとだらしない。それって、結局リラックスしてないよ。ただ、だらしないだけ。だらしなさの中には、自分は見えてこない。ホントウの自分はそこにいないってこと。
まあ、暑いんだからしょうがないけどさ。