

ヴィジュアリスト。高校時代に8ミリ映画を作り始め、大島渚ら映画監督に高く評価される。常に先鋭的な映像制作にチャレンジし、映像メディアのほかジャンルを超えた表現活動を続けている。
2001-07-20 号
手塚 眞(ヴィジュアリスト)
ぼくは、すぐ小モノを買ってしまう性格。
ちょっとのぞいた店先で、フと眼にとまったモノがあると、次の瞬間にはレジの前に立っているという…。
だからぼくの仕事部屋はちいさなモノであふれている。
旅先で拾った石ころ、異国の民芸品や、ポストカードや食品のオマケなど。
どちらかといえば役に立たないモノが多いかも。でも、実は心の役に立っている。
なぜならそれはすべて自分をリラックスできる、友達のようなモノたちだから。
友達の笑顔のように、そんなグッズを見ているとホッとしてくる。
「ここに君の好きな世界があるじゃないか」って、語りかけてくるから。
それらは、ぼくと合う波長を発しているから、店先で見つけても、すぐわかるんだ。「あっコレ、ぼくの仲間だ」って。
ときどき、それらを鞄やポケットにそっと忍ばせて出かける。
そうして、お互いの波動で身を守る。
つまり、立派なチャーム(お守り)なんです。
でも、かわいいぼくのお守りたちは、主人に似てとても強いですよ。