

ヴィジュアリスト。高校時代に8ミリ映画を作り始め、大島渚ら映画監督に高く評価される。常に先鋭的な映像制作にチャレンジし、映像メディアのほかジャンルを超えた表現活動を続けている。
2001-05-25 号
手塚 眞(ヴィジュアリスト)
自分の言葉で話すのって、一番リラックスできるんだよね。
大人になると、結婚式とか会社の会議とか、とにかく構えて話さなければいけないときがたくさんある。どんな大人でも、そのときは緊張するんですよ。
そんなときリラックスして話している人を見ると、ああ、うらやましい、と思います。 家族と話すのは、楽ですか? ぼくはダメ。なんか、緊張しちゃう。
母親や妹たちと話すのは、とても気を遣います。
なんとか会話が続くように、一生懸命になるわけ。
やっぱり友達と話すのが一番ラクだよね。
でも友達にもイロイロある。いつも会っているけど、ちょっと距離を感じる友達とか、逆にめったに会わないし電話もしないけれど、実は気軽に話せる友達とか。
ふたりの間がどのくらい親しいかは別にして、気軽に自分の言葉で話ができる知り合いがいるってのは、とても大事なことだよね。
リラックスできる相手がイコール友達である必要もないと思う。
馬鹿な話でもして、多少ズッコケても許してもらえる関係って、実はココロだけじゃなくて身体の健康にもいいんだって、最近、感じてます。