

ヴィジュアリスト。高校時代に8ミリ映画を作り始め、大島渚ら映画監督に高く評価される。常に先鋭的な映像制作にチャレンジし、映像メディアのほかジャンルを超えた表現活動を続けている。
2001-05-04 号
手塚 眞(ヴィジュアリスト)
学校や会社って、「黙ってろ」っていわれる時間が長いよね。「静かにしなさい」って。 静かに自分を維持できるって、なかなか人生の達人ですよ。それで人の話聞くなんて難しい。ぼくなんかどっちかっていうと、自分の世界に浸ってしまう。人のハナシ、聞けなくなっちゃって。(どのみち聞いてないって説もあるけど……)
ぼくの会社では、仕事中でもみんな自由におしゃべりしてます。なんのドラマがどうだったとか、タレントが最近どうしたとか、どこのお菓子が美味しいとか。時々、ちょっとうるさい。でも、周りがリラックスしているのって、結局自分もリラックスできるってことだから、その方が自分らしく仕事もできるし、いいんじゃないかなって。あまり自分が関心ない話題のときは、ただ聞いてるだけ。でも、なんか楽しいって雰囲気があるから、会社が嫌にならないんだ。学校だとなかなかそうはいかないよね。あっ、会社でもフツウはダメか。
そこにツッコミ役やボケ役の人がいるといいのにね。学校の授業なんかでも、先生に必ずツッコミ入れる奴とか、ボケかます奴がいれば、だいぶ和やかになるのに。リラックスできる授業とか仕事ってあったら素敵なのにね。なんだ、自分の会社はそうか。って、ひとりボケ・ツッコミしてますけど。