

京都造形芸術大学教授。映画評論家。NPO教育支援協会チーフ・コーディネーター。「『子どものため』は大人の身勝手。子どもは人質ではない。いますぐできる『学校を楽しくする方法』を教えます」と、文部官僚時代より教育問題に刺激的・積極的に発言する。2006年11月文部科学省を退職。
2001-05-06 号
寺脇 研(NPO教育支援協会チーフ・コーディネーター)
マンガを読んでいますか?
わたしは熱心に読んでいます。実は、「少年マガジン」「少年サンデー」の創刊が1959年。この年に小学校へ入ったものですから、この二つの雑誌とはまるで同級生気分なのです。よく、昔はマンガは大人から目の敵にされていた…なんて言われてますが、当初はそれほどでもなかった。「少女フレンド」という少女向け週刊マンガ雑誌が創刊されたときなんか、宣伝のための小学校の各クラスに1冊ずつ配布され教室の本棚に置かれていたくらいです。「マガジン」「サンデー」の創刊号を祖母に買ってもらったうれしさを、今でも忘れられません。
なにしろ、それまではマンガといったら月刊誌のみ。続きを読むのに1ヶ月待たなければならなかったのが1週間になったのは画期的でした。ちなみに、テレビが家庭に普及したのもこの年。今の天皇皇后ご夫妻のご結婚の中継を見たいがために、どの家もテレビを買ったのです。ご存知の通りテレビの番組は週単位で組まれていますよね。たぶんこのへんから、週単位で動くわたしたちの現在の生活様式が定着したのだと思います。
それ以来40年余り、ずっと「マガジン」「サンデー」を読み続けてきました。自分でお金を遣えるようになった高校生ぐらいからは、1号も欠かしていない。今でも、『はじめの一歩』に引き込まれたり、『MAJOR』にドキドキハラハラさせられたりしています。少年マンガは、いわばわたしの原点かもしれませんね。
で、現在毎号購読しているのは、「少年マガジン」「少年サンデー」「少年チャンピオン」「ビッグコミック」「同オリジナル」「同スピリッツ」「同スペリオール」「ヤングマガジン」「ヤングサンデー」「モーニング」「漫画ゴラク」その他月刊4コママンガ誌など約20誌。これも一種の「大人買い」でしょうか。
次回は、それらの掲載作品の中でのわたしのオススメを紹介させてもらいたいと思います。