

京都造形芸術大学教授。映画評論家。NPO教育支援協会チーフ・コーディネーター。「『子どものため』は大人の身勝手。子どもは人質ではない。いますぐできる『学校を楽しくする方法』を教えます」と、文部官僚時代より教育問題に刺激的・積極的に発言する。2006年11月文部科学省を退職。
2001-04-22 号
寺脇 研(NPO教育支援協会チーフ・コーディネーター)
今朝は、テレビ朝日系のワイドショー「スーパーモーニング」に出演しました。春休み中なのでご覧になった方もいるのではないでしょうか。もちろん、有名人としてではありません。(有名人なら世界水泳界のスーパースター、イアン・ソープが出ていて、実物を見ました。もっと大きな人かと思っていたら意外とそうでもないので驚きました。)
わたしの出番は「徹底討論」のコーナーです。今回のタイトルは「セクハラに暴力!
子供たちが危ない!!
問題教師に遭ったらどうする!?」。
!とか?とかが乱発されているのが、いかにもワイドショーですね。でも、内容は真剣なもので、新学期を控え、とくに小中学校のお子さんをお持ちの親へ向けて、もし問題教師にぶつかったら、を考えてもらう趣旨です。評論家の木元教子さん、ジャーナリストの大谷昭弘さん、千葉大助教授で「教師を支える会」代表の諸富祥彦さん、東京都小学校PTA協議会顧問の渡部金雄さん、そしてわたしの飲み友達でもある月曜日担当の藤井誠二さん、というメンバーで活発な議論になりました。
問題教師を学校の側がかばったり隠したりすることに問題がある。もしそんな教師がいたら皆でオープンに議論して、あまりにもひどければ辞めてもらわなければならないし、そこまでいかなくても教師以外の公務員職に配置転換したり、担任をはずしたり、行いを改めるための研修を命じたりするべきだ、というのが皆の結論でした。わたしも、というより文部科学省も同じ考えです。今までとかく曖昧になりがちだった処置を、きちんとやるように徹底していくつもりです。親も、子どもも、先生がヘンだ、と思ったら泣き寝入りせずに堂々と主張してできるだけ大勢で考えてもらうのがいちばんです。ほんとうに問題教師ならきちんと処置がなされるでしょうし、誤解や説明不足のために不満が生じているのなら、その場で解決もつくでしょう。
この点について、皆さんはどう思いますか?
意見があったら、わたしに教えてください。
そうそう、書きたかったのはもうひとつ、この番組に電話出演した教師のとんでもない考え方です。それは次回へ続く。(きっと藤井さんも、この話を書くだろうなあ)