2005-03-31 号
多賀谷 浩子(フリーランス・ライター)
なにやら、すごい言葉ですが、これは間もなく公開される韓国映画のタイトル。
「英語をマスターしたい」という声は日本でもよく聞かれますが、
それはお隣りの国、韓国でも同じのようです。
この映画の主人公ヨンジュは、地方公務員として働く女の子。
ある日、窓口に外国人の男性がやってきて、公共料金のことを彼女に英語で尋ねます。
しかし、ヨンジュ。英語は大の苦手。
周囲の人たちに助けを求めますが、彼女が振り返れば、皆、逃げ出しモード。
しかたなく彼女は、この状況を切り抜ける必殺技…「笑って、ごまかす」で対応します。
すると、その男性は怒ってしまいます。「何がおかしいんだ」と。
……なんだか、どこかで聞いたことのあるような話ですが、
日本語と韓国語は、文法的に語順が同じだから、
そういった言葉の面でも、
英語を学ぶときの難しさには、共通するものがあるのかもしれません。
ちなみに、発音の面では、韓国語にはあらゆる外国語の音声が含まれているらしく、
その点では、日本語の母語話者よりも、有利なようです。
この映画には、日本人にとっても「あるある」な、
笑える英語学習のエピソードがさまざまな場面で登場します。
たとえば、ヨンジュが通うことになる英会話学校のネイティブ教師、キャシー。
なかなかナイスな気のいい先生なのですが、
彼女の話す“勘違い韓国語”が、おかしい。
綺麗でやさしい女の先生が、生徒たちに向かって、韓国語でにこやかに挨拶。
「おまえら、がんばれ」。
一瞬、目が点になる生徒たち……。

英会話学校にやってきたヨンジュは、そこで、ひとりの男性に出会い、ひとめ惚れします。
彼は、デパートの靴売り場の店員をしている、お調子者のムンス。
彼はまったく、ヨンジュを女性として意識していない様子。
はたして、ヨンジュの恋の行方は……。
そして、彼女は英語をマスターできるのか……。
彼女の英語マスターと恋の行方が、コミカルに展開していきます。
ヨンジュを演じるのは、
ペ・ヨンジュン主演のドラマ『愛の群像』にも出演していたイ・ナヨン。
ヨンジュが恋する男性ムンスを演じるのは、
大ヒットした映画『僕の彼女を紹介します』(2004)に出演したチャン・ヒョク。
監督は、『MUSA−武士−』(2001)のキム・ソンス。この映画もなかなか見ごたえあります。
4月16日より公開。
公式サイト:http://www.eigoseifuku.jp/